世界の医療にてアロマセラピー使用法

1:フランス、ベルギー

1930年代にアロマセラピーが医療的なものとして使用されていた事もあり治療目的で医師がアロマセラピーを処方し、薬局には精油が常備されていて薬剤師が処方箋の元、精油を調合する。保険医療として経口、坐薬、皮膚湿布として現在でも使用されている。

2:イギリス

イギリスはフランスと違い、医療面よりもリラクゼーションを目的としたオイルマッサージ中心で普及していました。アロマテラピーをおこなうのは医師や薬剤師ではなく、アロマセラピストと呼ばれる、資格を持ったアロマテラピーの専門家がおこなっています。そのため、アロマセラピストを養成するスクールが多数あり、それらが協会や団体をつくって自主的にアロマセラピストの資格検定をおこなっています。 その後は医療として取り入れているフランスやベルギーと、教育面での交流が進んでいて、ここ数年ではイギリスでも医療面での取り入れが着実に浸透してきています。

3:ドイツ

ドイツでは医療面の取り組みがアロマテラピー単独よりもドイツの古い伝統である自然療法の一つとして、他の自然療法と併用されています。 ドイツではハイルプラクティカー(ドイツ語のheilen<治癒する>とpraktiker<実践する人>の合成語で自然療法士を意味します)と呼ばれる専門教育を受けて認定されたスペシャリストがいます。この制度はドイツだけです。彼らの手によってアロマテラピーが臨床的におこなわれ、その多くの人が非常にレベルの高いことで知られています。特に慢性病、生活習慣病、疾病の予防の面で優れているといわれます。香りの作用を薬理的だけでなく、心理的な作用にも注目し、香りを哲学と結び付けるなどアートの分野に応用しています。

4:アメリカ

アメリカではストレスケアとしてのアロマセラピーに注目していて、病室に芳香浴法を用いたり、病院だけでなく、ホームケアとしての商品をドクターと開発し、多く生産しています。また、メンタルホスピタルにて、カイロプラティックとアロマテラピーを個人の症状に合わせ推進する方法をとる病院が増えていています。

5:日本

日本においてアロマセラピーは、美容やリラクゼーションとして受け入れてきたが1990年代から医療分野として取り入れられ、治療として活用する病院や医療施設が増加している。現在でも大学病院等でアロマセラピー外来を始めている。

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