精油(エッセンシャルオイルとは)

精油(エッセンシャルオイル)は、植物の花、葉、果皮、樹皮、根、種子、樹脂などから抽出した天然の素材です。
有効成分を高濃度に含有した揮発性の芳香物質です。精油の種類は250種類以上あるといわれていて
各植物によって特有の香りと機能をもちます。

簡単に言うと、精油は植物の体内である分泌腺で作られ抽出されるオイルです。
動物のように移動する事が出来ず、根付いた場所で一生暮らす植物は、自らの身を守り
子孫を残すための役割を特有の香りを 空気中に拡散する事で可能にします。
細菌やウイルスからの感染を防ぎ、自らの傷を治したり、乾燥を予防、子孫を残す為の受粉!
精油とは、植物が自らの身を守る貯めに作り出された武器です!

(植物はなぜ精油を作るのか?)

1:鳥や昆虫を引き寄せて、繁殖に役立てる(誘引効果)
 植物は、昆虫や鳥などに受粉を助けてもらったり、種子を遠くへ運んでもらったりすることが良く知られています。
花や果実に含まれている精油の魅力的な香りは、こうした動物を引き寄せる役割を果たしています。

2.害虫、害獣を寄せ付けないようにする(忌避効果)
 逆に精油の中には、害虫や鳥が嫌がる香りのものがあります。こうした動物を遠ざけ捕食されるのを防いでいると考えられています、精油の種類によって、虫除けに利用できるのは、この効果を持つためです。

3.有害な菌やカビなどから身を守る
 精油(エッセンシャルオイル)の中には菌やウイルス、カビなどを殺したり、増殖を抑えたりする働きをもつものが数多くありますが、これは植物自身が有害な菌やカビに侵されるのを防いでいると考えられています。

4.生存競争の相手を妨害する
 生存競争の相手である他の植物の生育を阻害する働きのある成分を含む精油(エッセンシャルオイル)もあります。

5.ホルモンのような働き
 人間のホルモンのように、植物の体内で生理活性物質として働いている精油(エッセンシャルオイル)もあると考えられています。

6.暑さから身を守る
 精油を蒸発させることで、冷却効果を得て、暑さから身を守る働きもあるようです。

わずか一滴のパワー

精油が植物にとって、生きる為の武器だという事。それでは、実際にどの位のパワーがあるのでしょうか?
例えば、バラの精油の場合、わずか一滴抽出するのに、バラの花50本分も使われています。
一般的な精油10MLで、10000本のバラが必要になります。
精油はとても高価で贅沢な自然の恵みです

精油が身体や心に働く理由

・精油は分子構造が細かく、皮膚を簡単に通過し、身体の中へ浸透し、働きかけ、不要なものは尿・便・汗として排出
250種類以上ある精油は、全て効能や効果が異なります。その為、目的に合わせて選択できる
・香りを通し、嗅覚を刺戟し、直接、大脳に芳香成分が行き届く事で、脳をきちんとリセットさせる
・有機化合物な為、化学成分から成り立っているが、天然自然物の為、薬と異なり、依存性がない

(精油の性質)
揮発性:空気にふれていると蒸発してします
芳香性:かぐわしい香りがある 
脂溶性:水に溶けにくく、脂によく溶ける

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